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戦争と図書 岩波人文書セレクション 松本　剛 岩波書店リャクダツシタブンカ マツモト　ツヨシ 発行年月：2015年10月15日 予約締切日：2015年10月14日 ページ数：312p サイズ：全集・双書 ISBN：9784000288156 松本剛（マツモトツヨシ） 1935年生まれ。神戸商科大学卒業、大阪市立大学大学院修了。1993年まで大阪経済大学経営学部教授をつとめる。商学博士（大阪市立大学）。1993年逝去（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです） 第1章　略奪中国図書の探索命令／第2章　図書略奪の「根拠」と正当化ー戦争法規と「文化的戦争」論／第3章　中国・アジア図書の略奪／第4章　大学・図書館の破壊と奥地への移動／第5章　日本の図書被害／第6章　占領下の焚書／第7章　略奪図書返還に向けて 戦争に略奪はつきものである。かつて中国、アジアを侵略した日本も、人命を奪い、土地を奪い、資源を奪った。日本が奪ったもうひとつのもの、それが本であった。知識人たちは動員され、あるいは欣喜して、膨大な図書を奪い、日本に持ち帰った。中国の人々は、図書館を奥地へと移動させ、命を懸けてこれを守ろうとした。知られざる文化の略奪史を多くの資料から明らかにする。 本 人文・思想・社会 雑学・出版・ジャーナリズム 図書館・書誌学